No から Yes への変化 / TS 宮本眞美

GAPティーチング・スタッフ(TS)宮本眞美さんの、GAPでと出逢ってここまでのストーリーです。

•GAPと出会ったきっかけ

4年越しの念願だったエサレン(R)ボディワーク資格認定コース中、2003年のカリフォルニアのエサレン研究所に研修に行く直前に、思いもかけずエサレン研究所のクリスティン・プライスが初来日しゲシュタルト・アウェアネス・プラクティスのワークショップ゚をするという情報が入ってきました。

折から読んでいた「THE UPSTART SPRING -エスリンとアメリカの覚醒」と いうエサレン研究所の年代記、クリスティン・プライスといったら、マイケル・マーフィと一緒にエサレン研究所をつくった故リチャード・プライスの奥さんだった人。
ワークショップのキャッチ・コピーは【もし壊れているなら、直さない…】、この言葉にも惹かれて2泊3日の初GAPのワークショップに参加しました。

•GAPのどこに興味を持ちましたか

クリスの暖かな存在感と、ワークショップ冒頭の思いもかけない言葉「アロハの精神でここにいる、あるがままで存在することを学ぶ」はフラを習っていた私の心をしっかりと掴んでしまいました。
(ちなみに ALOHA は A…Akahai配慮、L…Lokahi調和、O…Olu’olu慈愛、H…Ha’aha’a謙虚、A…Ahonui忍耐の意味があります)。

それに続く分析や判断せずに「今、ここ、あるがまま」をひたすら観ていくワークの数々は、自分自身を良く知ると同時に、他者への感受性を養い【Awareness気づき】は私たちの背後にある大きなスピリットへ通じる扉の鍵であることを教えてくれました。

そして、感情には必ず感覚がともない、ホディワークの触れる&触れられる、というからだの感覚が、その【気づき】のきっかけともなる。
エサレンのボディワーカーを目指す私にとって、このGAPの在り方が私のやりたいマッサージの心の部分とも思い、もっともっと、GAPを理解したい、学びたいと思いました。ひいてはマッサージに限らず、GAPは生きる上での道標ともなりました。

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•仕事面、生活面などでGAPがどのように役に立っていますか

「アロハの精神で、あるがままで存在すること」を自分にも他者にも赦し、認めることは自分自身と他者との関係も変化します。

2003年から今までの数々のワークやオープンシートを通して出てきた気づきは、両親や、家族との様々なしこりをほどき「NO」から「YES」への変化を起こしました。たくさんの葛藤があった母を介護し、穏やかな気持ちで看取ることができたのも、GAPを通してそれらの葛藤や、悲しみに居場所を与えることができたからだと思います。

GAPでいう「大きな席」「地蔵シート」「アロハの席」に座り、人生に向かうことは、仕事でも、日々の生活においても、自分にとって何が大事なのかを常に思い起こさせ、周囲を取り巻く様々なサポートに気づき繋がることで、生きる根っこがしっかりと張り安定をもたらします。

また、GAPでは「知らない」ことを大事にするので未知への好奇心とワクワクする気持ちがあり、私を生き生きとさせます。

•これまでどんな仕事をしてきましたか

出版社で30数年働き、在職中は営業、コンピュータープログラマー、編集、経理、総務、人事、秘書などを経て2002年に早期リタイヤ。

2002年~2003年にエサレンⓇボディワーク&マッサージ認定コースを取り、2003年夏、デュプロマ取得、秋にエサレンⓇマッサージのサロン ‘Wai Ola’ を逗子にオープンしました。

2007年、2009年にエサレン研究所のシャー・ピアスのエサレンⓇマッサージのワークショップをコーディネート、2012年~2016年シャー・ピアスの各種ワークショップをオーガナイズ。

•これからどんなことにGAPを活かしたいですか

私にとって、GAPは生きるベースになる在り方です。

自分がいつも自分のままでいられること、そして他者がその人のままでいることを大事にして、優しさ、忍耐、オープンマインド、好奇心、穏やかさ、公平さ、信頼、ジャッジしない、などGAPで大事にしている質で他者と、そして自分自身と触れていきたいです。

また、GAPを伝えることで、周囲の人が自分に「YES」をたくさん言えるようになったらいいな、と思っています。

•GAPの中で好きな分野

GAPの中で好きなプラクティスは、リピーティング・インクワイアリや、ドリームワーク。
特にドリームワークの何が出てくるかわからない!面白さが大好きです。

•個人のHPなど

Healing Space ’Wai Ola’のHP: http://waiola.art.coocan.jp/

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